フィールディング?いや仕事です<コケ採集>
2016/02/12
■週末の仕事はイベント出展
先週末の日曜日は那須塩原市(旧:黒磯市)で開催された「巻狩り祭り」という地域イベントに企業ブースを出展しておりました。会場は那珂川河畔運動公園という広大な広場なのですが、その会場は、その名のとおり、那珂川沿いにあり、10月初めに下見に行った際には結構な数のカエルを見つけました。さすがにその時はプラケースも無くスーツ姿でしたのでカエルは採集できませんでしたが、今回のブース運営は部下にある程度任せる予定でしたのでプラケースを持参しての会場入りです。
■やっぱり居ません
会場に着き、ブースの設置を終えると、私に残された役目は主催者の方への挨拶回りとブース運営の監督兼お手伝い程度ということになります。挨拶回りが終わった後、ブース運営そっちのけで川原沿いを餌となるカエルを探しましたが、すでに今の気温の時期ではカエルの姿を見つけることはできませんでした。
■でも、ただでは帰りません
もう福島県は目と鼻の先になる旧黒磯市ですから、もともと今の時期に餌カエルを採集することは期待していませんでした。とはいっても、せっかくプラケースを持って行ったので何かないかと川原沿いを眺めていると、鮮やかな緑に輝くすばらしいものを見つけたのです。それは何かというと「ミズゴケ」です。そのミズゴケは川原の岩に活着し、鮮やかな緑を発色していました。「これは使える!」と爪を使って岩からこそげ採りました。
■見た目は素晴らしいテラリウム
イベント会場で採集してきた「ミズゴケ」をベルツノの飼育ゲージに配置し、近所の100円ショップで買ってきたミニ観葉の「シダ」を植え込んでみます。どうですか?パッとした見た目は素晴らしいテラリウムの出来上がりだと思いませんか?
ミズゴケとシダを配置したゲージに我が家のベルツノガエルが入ると右の画像のような感じになります。かなり温度の低い川の岩に活着していたミズゴケですので、ベルツノの飼育ゲージで安定してくれるかどうかは分かりませんが、1ヶ月間ぐらいはグリーン豊かなテラリウムを楽しめそうです。