赤玉飼育での糞<実は見つけやすい>
2016/02/12
■欠かせない日常管理
ベルツノガエルの飼育に欠かせないのは日常管理です。日常管理といってもむずかしいものではなく、定期的な水換えや排泄されたフンの取り除きなどが、これにあたります。特にフンの掃除については、見つけ次第取り除いておかないと水や土が汚れてしまって、最悪の場合、ツノガエルが感染症になり、死亡してしまうこともあります。
■土飼育はフンが見つけにくいのでは?
このような最悪の事態を避けるため、日常管理の中でも特に大事なフンの掃除ですが、水張り飼育やウールマット飼育ではフンを見つけられないという事態にはまず陥りません。しかし、私のような赤玉土での飼育の場合は見つけにくいかもしれないという心配をされる方がいらっしゃるかも知れません。実は私も当初は赤玉土での飼育ではフンを見つけるのに苦労するのでは?と心配していました。
ただ、心配はしていたものの、私の場合、テラリウムでの濾過付き飼育環境を目指しておりましたので赤玉土での飼育に踏み切った訳ですが、すぐに「フンが見つけにくいのでは?」という心配が杞憂だったことが判明しました。
■実際は・・・
百聞は一見にしかず、これを見て下さい。どうですか?フンのサイズも分かりやすいように、となりに10円玉を置いてみました。
画像を見ていただくと分かるように赤玉土飼育ではフンに赤玉土がこびりつくような形になります。 実は、この「フンの赤玉土雪だるま状態」だと、通常は一粒一粒がきれいに分離している赤玉土の底床だと、一発でフンだということが見分けられるのです。
もちろん、ベルツノガエルが赤玉土に潜った状態でフンをしていれば、フンが底床の上には出てこないので分からないこともあると思いますが、赤玉土ではヤシ殻土のように、完全にツノガエルも潜ることが出来ないのでまず大丈夫です。
■見つけやすいんです
一見、フンを見つけにくいと思われる赤玉土飼育ですが、実はとってもフンを見つけやすい飼育環境なんです。