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ベルツノガエルのレイアウト材料と仕掛け

      2016/02/13

■ベルツノガエルのテラリウムレイアウト

ベルツノガエルのレイアウト ベルツノガエルの飼育環境については、ウールマット飼育や土飼育など、比較的シンプルなケージレイアウトで飼われている方も多いと思いますが、小型水中モーターや岩などを使って、簡易テラリウムのようなレイアウトもできます。
ご参考までに我が家のベルツノガエルのテラリウムレイアウトの材料と仕掛けをご紹介させて頂きます。

 

材料(構成品

☆水槽:クリスタルキューブ200Charmで2,100円)


一般的な20cm四方のキューブ水槽です。
キューブ型の水槽がリリースされたばかりの頃は少々値段が張ったものですが、今では随分と安くなりました。

☆ヒーター: ぴたり適温2号( Charm で2,620円)

ベルツノガエルやクランウェルツノガエルなどの両生類の飼育ケージには、通常、あまり大量の水を入れることはありませんので、魚類用のヒーターやサーモスタットではなく、ピタリ適温のようなパネルヒーターが使い易いですね。

☆濾過器:小型水中モーターフィルター( ジェックス イーロカ PF―200:900円。これも Charm


水槽内に設置するタイプの小型水中モーターフィルターです。
本体部分がコンパクトですので、20cmキューブ水槽の中にも楽に設置できますし、散水ノズルも付属していますので、上手く隠すことが出来れば付属のノズルだけでテラリウム水槽を作り上げることができます。

☆底材:焼き赤玉(近くのホームセンター園芸コーナーで入手。200円しませんでした。)

☆レイアウト岩(手前):富士山の岩(富士山5合目までツーリングにいった際に拾ってきたもの。もちろんタダです。)

☆レイアウト岩(奥):抗火石(近くのホームセンター庭園コーナーで入手・加工したもの。結構サイズが大きかった【30cm×30cmぐらい】ですが、所詮はただの石。確か300円ぐらい。)

☆加工した岩の穴を塞ぐ土:ケト土(園芸用の粘着度の高い土。ホームセンタ園芸コーナーで入手。確か100円)

☆濾過器と加工した抗火石を繋げる透明ホース(ホームセンタで最小単位の50cm分を購入。確か120円)

☆レイアウト植物:コケ2種類(鰍釣りの帰り際、よさそうなコケが道際に生えていたので採取。もちろんタダ)

ゲージの仕掛け

大したことはしていませんが、濾過能力と水分及び景観を確保してある作りになってますので、基本的メンテナンスは水足しと目についた糞をピンセットで取り除くぐらいです。

大まかな仕掛けの概要としては、焼き赤玉を濾過材見立て、水を回す装置として水中モーターフィルターを使ってます。フィルターの排水パイプを内部加工を施した抗火石にセットし、抗火石の外側に空けた小さめの複数の穴から濾過された水が出てくるといった形です。

抗火石の加工

まずは抗火石の加工ですが、この石信じられないぐらい加工が楽です。どの程度楽かいうと、ノコギリで切れます!ドライバーはもちろんエンビ管を素手でグリグリ押し付けるだけで穴を開けることができます!私が使った道具は、100円ショップのちいさなノコギリとドライバーとE-ロカに付属していたプラスチック管だけです。

はじめに購入してきた石の使いたい部分をノコギリで切り落とします。ここが底面側になります。切り落とした面にE-ロカをあてがい、岩内部に穴を開ける位置を決め、ドライバーや濾過器付属のパイプでグリグリと穴を開けます。(底面から上部に突き抜けて大丈夫です)

次に石の左右どちらか(私の場合は正面左側)から同様の方法で穴をあけ、下から上へ突き抜けた穴へと繋げます。(丁度石内部の穴がT字になる感じ)

今度は正面の適当な場所(水を出したい場所)を決め、先ほど横からあけた穴へ到達するよう小さな穴を複数あけた後、石の上部と側面の穴にケト土をフタをするような感じで塗りこみます。

水中フィルターとの接続

ここから先は超簡単。E-ロカ排水口に3cmほどにカットしたホースを繋ぎ、そのホースを石の底部の穴に入れていき、石の底面に濾過器をセット。それをそのまま水槽奥に置いたあと、焼き赤玉(事前に軽く水に浸しておきます)を水槽に流しこんだら、あとは流し込んだ赤玉が浮かない程度の水を注入して基本セットは完了。あとは、レイアウト用のコケを設置したり、私のように富士山の岩などを使って地面に凹凸を施してやればOKです。

最後の仕上げは

最後にE-ロカの電源を入れてやれば、石にあけた穴から濾過された水が出てくるので、ウィーロモスか何かで不自然に見える穴を隠してあげれば、石の内部から水が湧き水が出ているかのごとく、それなりのテラリウムの完成です。

石の加工がやや面倒のような印象があるかもしれませんが、小1時間ぐらいで加工は終了しますのでお手軽ですよ。

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