ツノガエル達の保温を開始
2016/02/14
■ツノガエル達の保温開始時期の到来
9月も下旬を向かえ、季節はすっかり秋となりました。
日中の温度は、まだそれなりに暖かいのですが、日没以降、特に朝方の気温は肌寒いと感じる季節です。我々、人間が肌寒いと感じるということは、国内繁殖されたCB個体とはいえ、ツノガエル達の保温が必要になる時期が到来したということです。
一人暮らしのワンルームという住環境ですと、日中帯の日差しもあるので夜11時過ぎに帰宅をしてもそれなりに暖かく、ツノガエル達の飼育ケージ内の温度計も24度前後を示してくれていますが、翌朝、飼育ケージの温度計が示しているのは20度前後まで落ちていますので、先週の金曜日にクランウェルツノガエルもベルツノガエルも、それぞれパネルヒーターの電源を入れました。
■ぴたり適温とマルチパネルヒーター
我が家で使っているパネルヒーターは、「ぴたり適温」と「マルチパネルヒーターミニ」になります。飼育ケージ内の赤玉土を厚めに敷き、ケージ内の水量を一定量確保してあるテラリウム仕様のベルツノガエルの飼育ケージは「ぴたり適温」、ウールマット飼育であまり飼育ケージ内の水量がないクランウェルツノガエルの飼育ケージは「マルチパネルヒーター」を使っています。
「パネルヒーターの品定め」や「マルチパネルヒーターの評価」でも掲載させて頂きましたが、マルチパネルヒーターには温度設定ツマミによって飼育ケージ内の温度を任意の温度に設定する出来るようになっています。
暖められた水量が多ければ多いほど外気の変化に対するケージ内の温度変化というのは緩やかですが、ウールマット飼育や水張り飼育のように、飼育ケージ内の水量が少なく、外気温の変化に左右されやすい場合でもマルチパネルヒーターのように温度設定が出来るモノは安心です。
もちろん、ぴたり適温でも大丈夫なのですが、如何せん飼育者側で温度設定が出来ない仕様ですので、外気温に合わせて飼育ケージの半分の面積に敷いたり、全面に敷いたりといったパネルヒーターが接する面積を調節することで飼育ケージ内の温度調整をすることになってしまいます。
■朝夕の温度チェックは小まめにしましょう
暖かいと感じる時間帯と肌寒いと感じる時間帯が交差する時期は、我々人間も風邪をひかないよう気をつける必要がありますが、外気温に体温が左右されるツノガエル達はなおさらでしょう。
ツノガエル達が調子を崩さないようにするためにも、特に今の時期は、飼育ケージ内の温度が必要以上に高くなったり低くなったりしないよう、朝夕の温度チェックはしておいた方が良いのでしょうね。