はじめて羽化させたオオクワガタの姿
2016/02/14
■羽化したオオクワガタの全容
約2週間ほど前に羽化した姿を確認し、菌糸ビンの蛹室から掘り出したオオクワガタのメスですが、そろそろ通常の飼育ケージに移してもよかろうと、先週末にプラケースに移し替えをしました。
プラケースに移す際にその全容を写すことができましたので、我が家ではじめて羽化させることのできたオオクワガタのメスをご披露いたします。
オオクワガタの幼虫を菌糸ビンに投入した後のズサンな管理の程度は、キノコが大量に生えてしまったことでもご理解頂けると思います。また、通常のオオクワガタ幼虫飼育では、菌糸ビンの様子を見ながら2回~3回程度、菌糸ビンの交換をするのですが、我が家の場合は殆ど諦めていたこともあって全く菌糸ビンの交換をしていませんでした。
■まずは合格ライン?
オオクワガタの飼育、ましてや幼虫を羽化させるなどということは、全くはじめての経験です。ですので、この羽化させることができたオオクワガタのメスの姿が、良い個体なのかどうかは解りませんが、オオクワガタの飼育本に記載されているような「羽化不全」ではないことは明らかだと思います。
飼育中の菌糸ビン、特にサナギになっている状態の際に不要な刺激を与えてしまったり、水分が結露したような状態で蛹室に必要以上に水分(水滴)が溜まってしまったりすると、羽の部分がキッチリと閉じた状態にならないといった「羽化不全」が起こってしまうようですが、我が家で羽化してくれたオオクワガタのメスは綺麗な個体になってくれたと思っています。幼虫飼育を半ば諦め、幼虫を育てていた菌糸ビンを放置していたことが結果的には良かったのかもしれません。
はじめてのオオクワガタ幼虫飼育でしたが、まずは合格ラインではないかと思っています。羽化させたこのオオクワガタのメスは、来年の種親として1年間大事に育てていくつもりです。