ベルツノガエルのエンゲル係数
2016/02/14
■逞しくなったもんだ
今週の木曜日、7月6日でベルツノガエルとの同居生活も丸1年が経過することになります。
我が赴任先に到着した際には、それこそクワガタの1令幼虫を入れる小さなプリンカップに入ってNUANCEさんからやって来ました。
その時は本当に小さな可愛い10円玉ガエルだったベルツノガエルでしたが、約1年経った現在は厚みのある口角とたっぷりとした咽喉元で夜な夜な野太い声を出しています。
■ベルツノガエルの餌変遷
ベルツノガエルに与えてきた餌を振り返ってみると、最初はメダカ、次に乾燥イトミミズ、そして田んぼのカエルを与えるようになった後に、鳥の砂肝と生のワカサギを冷凍保存したものを適宜与えてきました。
よくよく考えてみますと、多くの方が与えている冷凍ピンクマウスや活コオロギなどは、一度も与えたことがないのです。これもひとえにベルツノガエルが「口に入るモノなら、目の前で動くものは何でも食べる」という貪欲さによって可能であったいっても過言ではないでしょう。
■お金がかかる趣味とは言われますが
一般的に「両爬虫類を飼う」という趣味はお金がかかると言われます。
バスキングライトなどの保温装置の電気代がかさむというのもありますが、やはり両爬虫類の飼育には餌代がかかるということではないかと思っています。
しかし、私がベルツノガエルに与えてきた餌を考えてみると、田んぼのカエルは別にして、トータルで1,500円程度しかかかっておらず、一番高価だった餌はベビー時代に与えていた10匹300円のメダカでした。
ベルツノガエルがある程度育った後は、鳥の砂肝をカットして冷凍保存したものを与えていけば、それこそ餌代は年間500円も必要としないでしょう。
こうやって考えるとベルツノガエルのエンゲル係数は思ったよりも随分と低いものになるんですね。