ツノガエルのオス、もう一つの特徴
2016/02/14
■ツノガエルの定説
「ベルツノガエルやクランウェルツノガエルが鳴いたらオス」というのは有名な話です。我が家のベルツノガエルは全く鳴かなかったので、てっきりメスガエルだと思っていたが、春を感じ始めた頃にいきなり鳴きはじめ、オスである事が判明したのは、ついこの前のことです。
約9ヶ月という、あまりに長い間鳴かなかったツノガエルが、春と同時に鳴き始めた事実を捉え、「ツノガエルが初めての春を迎えた時までに鳴かなかったらメス」というツノガエルの新たな定説?!を提唱したほどです。
■ツノガエルのオスの特徴
ツノガエルのオスに現れる特徴は「鳴く」ということ意外に何があるのでしょうか。
他のカエルと同様といえる特長の一つは、「メスより小さい」ということでしょう。もう一つはメスを抱くための「抱きダコ」の発現です。
そして、ツノガエルのオスのもう一つの特徴となるのが、「ノドが黒味を帯びてくる」ということです。
ただし、この「ツノガエルのオスのノドは黒味を帯びてくる」という生体的特長ですが、アマゾンツノガエルには当てはまらず、オスもメスもノドが黒味を帯びるアマゾンツノガエルは、やはり「鳴くか鳴かないか」で雌雄を判別するしかないようです。
■我が家のベルツノガエルのノド
ツノガエルのオスの生体的特長である「ノドが黒味を帯びてくる」というものですが、我が家のベルツノガエルも以前に比べ、確かにノドが黒味を帯びてきているのが見て取れます。
考えてみれば、ちょうど鳴き出した頃からノドの黒い斑点が目立ち始め、斑点の周りの白地の部分もやや黒味を帯びだしていたように記憶しています。
■ツノガエルのオスのノドはどこまで黒くなるのか
我が家のベルツノガエルはカエルに変態してから1年も経過していませんので、ツノガエルのオスとしては、まだ成熟しきっていないはずです。
体の模様や色彩自体が個体によって様々なツノガエルですので、当然、個体差があるとは思いますが、これから先、我が家のベルツノガエルのノドがどこまで黒味が増してくるのか興味がつきないところです。