このぐらいが適量?<給餌間隔と給餌量>
2016/02/11
■冬、本番
気象庁が暖冬宣言を即座に撤回するほど厳しい寒さが到来し、冬本番をむかえています。
本格的な冬をむかえたことと、週末には東京に戻ってしまうので週明けの飼育ゲージに設置した温度計は20度をきる状態になってしまっており、適温が24度から26度といわれているベルツノガエルには厳しい環境となってしまっています。
■餌の切り替えと給餌量、給餌間隔
気温の低下と共に消化不良の心配などから我が家のベルツノガエルに与える給餌量と給餌間隔は、冬に入る前に比べるとかなり制限してきておりまして、具体的には、砂肝の餌を止め、次にワカサギの餌を止め、12月からは乾燥イトミミズ のみに切り替えています。また、1回の給餌に与える餌の量は乾燥イトミミズ7~8ブロックほどで、給餌間隔は10日間に1回ぐらいにしているのが現状です。
■引き締まった体形
ベルツノガエルをはじめ他のツノガエルも基本的には毎日の観察を通して、体形(特に胃のある右側のお腹の膨れ具合)やフンの有無、腰骨の浮き具合などを確認しながら給餌するのが基本だと思います。
今の給餌量や給餌間隔は、ちょっと冬を意識しすぎているかな?とも思っていたのですが、皮膚の色艶も良いですし、腰骨が妙に浮き出るほどでもありません。給餌量と給餌間隔を制限しているためか、フンは、ここ2週間ほどしていませんが、以前の妙にデップリとした体形から、ちょっと引き締まったような体形となっています。
■ベルツノガエルの理想の体形?!
以前の体形は上から見た状態ではちょっとお腹の部分が出っ張っているような感じだったのですが、今の体形は、ツノガエルの特徴と言ってもいいと思われるような真ん丸な形です。
ちょっと説明しにくいのですが、頭の外郭ラインに沿ってお尻まで綺麗なラインを描いているような感じで、ベビー時代から2ヶ月ほど経過して「これこれ、これがベルツノガエルの真ん丸姿なんだよなぁ~。」と実感していた頃と同じ体形になっていると言えば分かり易いでしょうか。
■このぐらいが適量なのかも
以前、でにうさんのところのベルキングjrが便秘となり病院に連れて行った際の獣医さんの言葉が、「餌も、一度に沢山与えるのではなく、小まめに(週1程度)与えて下さい。」というものがあったそうです。
ツノガエルにとっては「周1程度」が「小まめ」な間隔なんだということや、よく言われる「餌の与え過ぎで死んでしまうことはあるが、餓死した話は聞いたことがない。」ということを考えると、この冬の対策として実施している給餌間隔と給餌量というのが、もしかすると適量なのかもしれないなと考えてしまう今日この頃です。
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