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新たなツノガエル飼育環境の実現<外掛式外部フィルターでの環境構築>

      2016/02/11

■外掛式外部フィルターによる飼育環境の構築

「ツノガエルなブログ」で相互リンクさせて頂いているookenさんの「観察日記にしよう」で新たなツノガエルの飼育環境構築方法が紹介されています。どのような飼育環境を構築されたのかといいますと、熱帯魚飼育ではメジャーとなりつつある外掛式外部フィルターを活用した飼育環境の構築です。

■具体的な環境構築

具体的な内容はookenさんの記事を見て頂きたいのですが、概要としては底材を厚く敷くことで水量を確保し、キューブ水槽とテトラのOT-30 を組み合わせて飼育環境を構築されています。私も理論的には外掛式外部フィルターの活用は可能と考えておりましたが、実際に環境構築をしていませんでしたので記事にすることはできませんでした。今回、その飼育環境の構築をookenさんが実現してくれました。詳細な解説は今後紹介してくれるようですが、ポイントとしては外掛式外部フィルターのモーター部付近まで水位を確保することではないかと想像しております。

■外掛式外部フィルターの活用による利点

外掛式外部フィルター活用の利点の第一は、なんといっても優れた濾過能力をツノガエルの飼育環境に設置できるという点です。また、フィルターの濾材も専用のバイオパック の他に熱帯魚飼育などに使われるパワーハウス などの専用リング型濾材や麦飯石 など、自分で自由に選択できることも大きな利点だと思います。

第二の利点は、外掛式外部フィルターを設置することで、フィルター内に溜める水も含めて、圧倒的な水量を確保できるということです。熱帯魚を飼育されている方には常識ですが、水質維持のためには水量が大きいことにこしたことはないのです。水質の悪化=アンモニアや亜硝酸塩の濃度上昇ということになりますが、水量が多ければ多いほどアンモニアや亜硝酸塩の濃度上昇を抑えることができるのです。これは、自分の排泄物で中毒を起こしてしまうツノガエルの飼育には大きなアドバンテージになります。

第三の利点は、熱帯魚の飼育セットとして販売されている水槽セット をそのまま利用できる点になると思います。ookenさんは壁面にピタリ適温を張ってはいるものの、熱帯魚用の水中ヒーターを設置しているとのことです。私のところの飼育環境では、ピタリ適温を敷いているだけでも何とかなっておりますので、ookenさんのところのように壁面にピタリ適温を貼り付けなくても、水中ヒーターだけでも何とかなると思います。ということは、熱帯魚用の飼育セット付属の飼育用品を無駄にすることなく、ツノガエルの飼育環境を構築できるということになると思います。さらには、フィルターに貯水する水を新しいものと循環させるだけで換水ができるなど、飼育ゲージ内の換水が容易になるなどの利点もあると思います。

■試してみる価値は十二分!

ツノガエルの飼育環境では、水張り飼育、ウールマット飼育、土飼育が主な飼育環境構築のパターンでしたが、外掛式外部フィルターを活用しての飼育環境構築というものは新たなパターンになるものではないかと思います。外掛式外部フィルターを活用したツノガエルの飼育環境の構築は、その多く利点を鑑みても試してみる価値は十二分にあると思います。

(関連記事:レイアウトの材料と仕掛け


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