ハバネロの蔵

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今年は「とんぶり市」に「HBM」

      2018/07/14

■さあ、東京のブリーダーズイベント時期がやってきました。
毎年、両生類・爬虫類関係のイベントといえば、5月開催の九州レプタイルフェスタを皮切りに、夏休みのジャパンレプタイルズショー、秋のぶりくら市とHBMというのが有名どころです。
今年は秋のイベントに名古屋レプタイルズワールドが加わりました。名古屋レプタイルズワールドは、テレビ愛知が事務局をやっていたので、両生類・爬虫類イベントでは他に例を見ないプロモーションが行われていたようです。
商業色が強いイベントの是非は置いておいて、ある種メジャーな組織が両生類・爬虫類のイベントを開催してくれることは、ペットとしての両生類・爬虫類が広く世間に認知される機会のひとつになることは間違いないでしょう。

こうした両生類・爬虫類のイベントで東京在住の人間が気軽に行けるのが、毎年11月に開催される「HBM」だけだったのですが、今年は10月に「ぶりくら市」の東京進出版?「とんぶり市」が開催されるのです。

■「とんぶり市」と「HBM」の開催日程

それでは、2009年秋に東京で開催される「とんぶり市2009」と「HBM2009」をご案内いたします。

<とんぶり市2009>

  • 日時:2009年10月18日(日) 午前11:00~午後16:00
  • 場所:東京都 産業貿易センター浜松町館2F
  • 入場料:500円(中学生以下無料)
  • その他:ぶりくらのホームページ

<HBM2009>

  • 日時:2009年11月8日(日) 午前11:00~午後17:00
  • 場所:池袋アカデミーホール地下1階イベント会場
    東京都豊島区池袋1-30-6 (JR池袋駅徒歩5分)
  • 入場料:500円(中学生以下無料)
  • その他:HBMのホームページ

■イベント開場でのちょっとしたコツなど
東京で開催されるHBMには、渋谷で開催されていた頃も含めて数回行ってきた経験があります。直近では一昨年のHBMだったのですが、少ない私の経験からイベント開場でのちょっとしたコツなどをご紹介しましょう。

  • 一期一会を肝に銘じるべし
    各ブースには販売している個体が入ったプラカップがところ狭しと積み上げられています。いろいろなブースを見たい気持ちは分かりますが、気になる個体があればその場で決断しましょう。ひと回りして戻ってきても、さっきの個体は売れているものと思ったほうがいいです。
    ブースの方に「おとり置き」してもらえるかどうかを聞くのもひとつの手です。
  • 気になる個体はすべて手に取るべし
    各ブースには個体の入ったプラカップが所狭しと積み上げられています。ゆっくりと眺めたい気持ちは分かりますが、気になる個体のプラカップは一気に手に取り、手に取ってからゆっくりと眺めましょう。
  • 価格重視なら閉会間際を狙うべし
    特に個体の模様などは気にせず、価格重視で欲しい個体がある場合はイベントの閉会間際を狙うといいです。閉会時間の1時間前ぐらいから、売れ残った個体の
    割引表示を始めるブースが多数あります。また、閉会間際であれば、値引きに応じてくれるブースの方も多く見受けられました。
  • 欲しい個体とターゲットプライスをイメージしておくべし
    こうしたイベントは、ある意味、バーゲンセールの争奪戦と同じです。冒頭でも書いたとおり、気に入った個体を購入するかどうかをいち早く決断する必要があ
    ります。したがって、自分の欲しい個体とターゲットプライスの具体的なイメージ持って参加しないと迷いに迷ってしまいます。見学がメインでいい個体に出会
    えれば・・・というのなら別ですが、欲しい個体があるなら、より具体的なイメージを持って行かれることをお勧めします。
  • 購入したブースの方の連絡先などは教えてもらうべし
    こうしたイベントに出展している方は、自分が購入した個体を定期的に繁殖させている方です。いわば、その個体の飼育に関するプロフェッショナルな訳ですか
    ら、何か飼育上の疑問があった時などには心強い師となります。自分が繁殖させた個体を購入した人からの問い合わせメールなどには気持ちよく回答してくれる
    でしょうから、ブースの方の連絡先は教えてもらうようにしましょう。また、購入した個体の成長ぶりなどを報告するのも良いと思います。

ちなみに、HBMについては、途中の入退場が自由に出来ます。多分、とんぶり市でも同じだと思います。開場一番はもの凄い熱気と混雑ですが、まずはお目当ての個体を購入し、ゆっくりと昼食を摂ってから、イベントそのものを楽しむといったことも可能です。
何にしても数多くの両生類・爬虫類が所狭しと陳列されるイベントは、見に行くだけでも充分価値があると思いますので、都合のつく方は是非とも一度訪れてみることをお勧めします。

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