ヘルマンリクガメ達は今年も元気に冬眠終了!
2018/08/18
■冬眠から目覚めれば安心という訳ではない
桜が咲く頃の暖かい日を選び、それなりの冬眠明けの処置をしたものの、やはり1週間ぐらいは心配です。暖かい日が続くようになれば問題ないという訳ではなく、ヘルマンリクガメ達が普段の生活サイクルを営むようになるかどうか、が問題です。
今の時期では、朝方、概ね8:30~9:00前後に地面を照らす太陽の下で日光浴を始めて体を暖め、体が暖まった後で餌を元気欲食べ、餌を食べた後は再び日光浴をして、そのまま昼寝(朝寝?)、あるいは日陰で休憩、といったところでしょうか。
その後は好き勝手に庭を歩き回り、日光浴、昼寝、野草を食むといったことを繰り返して、日が陰るとレンガと木の板で作ったシェルターの中へ戻っていくといった感じです。
■それぞれの冬眠明け
ヘルマンリクガメ達は普段の生活リズムを取り戻しているか?
私のようなサラリーマンの場合、キチンと確認できるのは週末の休日だけです。冬眠から目覚め一週間、暖かい日差しが降り注ぐこの週末、我が家の庭先のヘルマンリクガメ達の様子です。
私が起こす前にさっさと冬眠から目覚めたオスのリックー。宇都宮赴任時代に一番最初に家族となったヘルマンリクガメです。
甲羅の模様がクッキリとしたモン(夢)ちゃん。小さいうちに尾の様子からメスだと判断し我が家に迎え入れ。まだまだ小さいですが、多分メスという判断は合っていそうです。
小さいながらも一度、2月の暖かい日に自ら冬眠から起きてきた元気ものです。
去年も今年も最後まで冬眠から起きてこなかったメスのクゥーちゃん。昨年、大病と手術をしたため、今年の冬眠は一番心配でしたが、元気に冬眠から目覚めてくれました。
そして、こんな仲間も春の朝日を浴びてました。
当然ながらワイルド個体です。
■ガシガシと餌を頬張ってくれればもう安心
週末の土曜日、朝9:00ちょっと前の様子です。
うららかな春の朝日を浴びてヘルマンリクガメ達の日常が始まっていました。
しかし、リクガメ達は本当に頭が良いというか、野生の本能というか、日差しが一番最初に入ってくる場所をしっかりと覚えています。
立てかけてある姿見は、太陽の昇り方が浅い春と秋に太陽の日差しが早くから地面を暖めてくれるように、と一番早く日が差す場所に設置してあるものです。ヘルマンリクガメ達は去年から朝はこの場所で日光浴をして、体温を上昇させにやってきます。
体を暖めた後は、朝方、近所の公園付近で採取してきた大好物のタンポポにまっしぐらにやってきます。餌場のタンポポの葉と茎をパキパキいわせながら、ガシガシと頬張ってくれるようになってくれれば、今年の冬眠も無事に終了したと安心できます。