ツノガエル研究会(於:NUANCE)概略
2016/02/14
■ツノガエル研究会に参加
以前、ツノガエルの販売情報と共にお知らせしたNUANCE主催のツノガエル研究会が昨日開催され、私も参加させて頂きました。
ツノガエル研究会はNUANCEの大津さんが「ツノガエルを飼育している皆さんが集まり、情報交換できる場を設けたい」との主旨で企画され、当日は、ご夫婦2組、私を含めた男性5人が集り、NUANCEの大津さんが加わった総勢10名での開催となりました。
当日は、東京太田区の産業プラザで開催されたビックボルケーノと重なってしまったせいか、やや小規模な感はありますが、色々な方の飼育法をお伺いできましたので非常に有意義な時間を過ごせた次第です。
■NUANCE最寄の駅はJR石岡駅
NUANCEさんのところは決して交通の便が良いという場所ではないので、基本的に車でいくことが前提になってしまうのですが、今回のツノガエル研究会への参加にあたっては、電車を利用する参加者のために東京から参加されたご夫婦の方がJR石岡駅まで車で迎えに来てくれましたので、駅から遠いNUANCEさんのところまで何の問題もなく到着することができました。
電車で石岡駅に向かっている間、途中の駅の様子を眺めていると、駅前に何もないような駅ばかりでしたので、石岡駅も同じような駅かと思っていましたが、ちゃんとそれなりに駅前の町並みを整えていた駅が石岡駅でした。
石岡駅にて、車で電車での参加者を迎えに来て頂いたご夫婦及び他の参加者の方と合流し、NUANCEさんのところへと向かいました。
■NUANCEのツノガエルハウス
NUANCEに到着し、最初にお伺いしたのはツノガエルハウスです。勝手に命名させて頂きましたが、ご自宅とは、当然、別棟の建物で、ツノガエルの種親やオタマ、出荷を待つツノガエルベビー達が並んでいます。
ツノガエルハウス内部の全体像は画像のとおりですが、壁面の棚にズラッっと並んでいるのが、様々なツノガエルの種親や種親候補達です。
ツノガエルハウス内の左手側には、パラグアイハガエルのオタマやツノガエルのオタマがストックされています。
また、写真は撮らなかったのですが、オタマをストックしている衣装ケースの上には、作りつけの飼育ケージがあり、カメレオン やイエアメガエルがストックされておりました。
ツノガエルハウスは、私も初めて拝見させて頂いたのですが、ツノガエルの種類毎の種親の数の多さは勿論のこと、ツノガエル達のサイズにも驚いてしまいます。
種親や種親候補生なのですから、当然と言えば当然なのかもしれませんが、どのツノガエルもしっかりとしたサイズのツノガエル達ばかりであったことと、ほとんど全てがウールマットでの飼育環境であったのが印象的した。
こちらは出荷を待つクランウェルツノガエルやペパーミントツノガエルのベビー達です。
出荷される際のものと同じサイズのプラカップに1匹づつ入っているのですが、これだけの数のツノガエルベビー達を見るのは私も初めてです。
プラカップを持ち上げて1匹1匹見ていくと、これが本当にそれぞれ違う色や模様、体形などをしていることに驚かされてしまいます。
真剣に選び始めたら、きっと半日では時間が足りないだろうと思ってしまうことは、ツノガエル好きな方ならご理解頂けることでしょう。
これは実際に見て頂くのが一番なのですが、見ているうちに、あれも良いこれも良い、と思ってしまうことしきりです。(是非とも画像をクリックして元サイズにしてご覧下さい。)
NUANCEさんの処は確かに便利に行ける場所ではないのですが、圧倒的な個体数を目の前にして、自分でツノガエルを選び抜く楽しさは何よりも変え難いものだと思います。
関東圏にお住まいの方であれば、ツノガエルを購入する際には、事前にNUANCEに連絡を取り、このツノガエルハウスの壮観なツノガエルベビーを目の前にして、あれやこれやと悩みながら購入する個体を選ぶことをお奨めします。
また、個体選びのコツなども大津さんにお伺いしましたので、追々、ご紹介させてしていくつもりです。
■ツノガエルハウスと大津さんの自宅での談笑
ツノガエル研究会は、NUANCEさんの種親や種親候補、それに参加者の方が連れて来たツノガエルを囲みながら、様々なツノガエルの飼育に関する意見交換が始まりました。やはり、色々なツノガエルの個体を前にしての意見交換だったので、より具体性を持った意見や質疑が交わされたのが印象的です。
20年以上ものツノガエルの飼育暦をお持ちの方が連れて来た巨大なベルツノなども圧巻でしたが、岐阜から参加された方が連れて来たUSA-CBの素晴らしいベルツノガエル達の発色や体高、NUANCEブリードのツノガエル達との差などについては、非常に興味深く拝聴するとともに、様々な質問もさせて頂いた次第です。(巨大ベルツノや赤ベル、グリーンベル、藤紫などの写真を撮ってきましたので、別途、ご紹介させて頂きます。)
ツノガエルハウスでの意見交換が一段落した後は、大津さんの自宅に場所を移して、アルコールやソフトドリンクと軽い食べ物を食べながらの談笑となりました。
ツノガエルの話題もあり、爬虫類・両生類のいわゆる業界の話題もあり、はたまた全然関係ない話題もありの単なる飲み会?の様子を呈しておりましたが、楽しい時間が過ごせました。(気がつくと酔った大津さんは寝ていましたが、、、)
お子様とご一緒に参加されたご夫妻は、奥様の方がツノガエルフリークだったのですが、NUANCEのお客さんに女性が多く、他の方からもツノガエルを飼っている女性は多いという話をご主人が聞き、「うちのかみさんが異常かと思っていましたが、ホッとしましたよ。」と皆の笑いを誘う一面もありました。
お子様がご一緒だったこともあり、そのご夫妻が先に帰宅された後、再びツノガエルハウスに戻って、あらためて様々なツノガエル達を眺めてみたり談笑したりと、有意義な時が流れ、最後にそれぞれが購入する個体を選別・購入し、ツノガエル研究会はお開きとなりました。
今回の研究会では、全員が集ったところで自己紹介、というようなものが無かったので、何となくショップに行き合せたお客さん達がツノガエルを見ながら、それぞれ疑問に思っていることの意見を交わしたり、大津さんに質問してみたり、といった感じでの始まりでした。
やはり、お名前や飼っているツノガエルの種類や飼育暦などもわからない状態で、初めて顔を合わせた方々と初めからスムーズに話ができたかというと、そうでもなかったというのが正直ありましたので、次回からは会の初めから、自分も含めて参加した方が会話し易いよう、率先して「場の雰囲気作り」に努めたいと思っている次第です。
ただ、参加されている方から「ハバネロの蔵」をご覧頂いている旨をお伺いした時には、嬉しくもあり、恥ずかしくもありましたが、やはり嬉しさの方が数倍も勝り、「ハバネロの蔵」を運営してきて良かったなとあらためて実感した次第です。
■研究会での飼育情報や新たなコンテンツの追加について
ツノガエル研究会への参加にあたっては、確認できた様々な情報を忘れることがないよう、ノートを持参してちょこちょこメモをしてきましたので、情報を整理しながら今後「ハバネロの蔵」で掲載していきたいと思っています。
また、今回のツノガエル研究会に参加した者の役得ではあると思いますが、藤紫のペアからとったオタマを大津さんにゴリ押しして購入させて頂きました。
藤紫が発現するかどうかは大津さんも分からないとのことでしたし、だからこそオタマを購入させて欲しいとお願いした際に大津さんも困った顔をされていたのですが、私と他の参加された方がそれぞれ1匹づつ購入させて頂くことが出来ました。
実は、かみさんには「もう絶対カエルは増やさないように!」と厳命されていたので、何とか我慢しようと思ったのですが、気がついたら大津さんに「お願いします!」を連呼している自分がおりました。(実はツノガエル研究会に参加することすら家族には内緒なのです。)
購入させて頂いたオタマが藤紫になるかどうかは分かりませんが、現在、販売されているクランウェルツノガエルも同じように藤紫の子供達なので、NUANCEで購入者を待っている個体達は、画像のように非常にクオリティの高いクランウェルツノガエルばかりだったことも付け加えておきます。(こちらも画像をクリックして元サイズを是非ともご覧下さい。)
たとえ購入したオタマに藤紫が発現しなかったとしても、現在販売されているクランウェルツノガエルのベビー達を見ていると、綺麗な個体になることは間違いないと勝手に確信しています。
いずれにしましてもツノガエル研究会にて得られた飼育情報と今まで「ハバネロの蔵」に足りなかった「ツノガエルおたまの飼育経験情報」を新たなコンテンツとして掲載していける運びとなったことをご報告させて頂きます。
<追記>
ご好評を頂いている「ハバネロの蔵送料無料特典」ですが、あまりに好評につき、ちょっとだけルールを変更したいとのお話が大津さんからありました。具体的には、「一人の方が特典をお使いになるのは2回までとして頂きたい。」というものです。
送料無料特典は大津さんのご好意で実現できている特典でありますので、平成18年12月12日(火)から、この新ルールを適用させて頂きますのでよろしくお願い致します。