ベルツノガエルのエサと肥満
2016/02/14
■ベルツノガエルのノド元
順調に成長していると思っていたクランウェルツノガエルが思いのほか痩せていたことは、先日、分かりましたが、あらためてベルツノガエルの方を観察してみると、ノドのあたりが妙にダブついています。
ベルツノガエルが鳴くようになってから、多少、ノドの部分の皮がゆったりとしてきた感はありましたが、単純に皮が弛んでいるだけではなさそうです。
■ベルツノガエルのエサの検証
我が家のベルツノガエルに与えているエサは、現在のところ、一口大(1.5cm角程度)にカットしたものを冷凍保存した鳥の砂肝とワカサギをメインにして、乾燥イトミミズを補完食程度に与えているだけです。
砂肝とワカサギは10月下旬から与え始め、12月から2月一杯は冬期のために乾燥イトミミズのみとしていました。
ベルツノガエルに与えていたエサの中で、最も肥満に影響がありそうだと考えていた砂肝の消費量は、画像のとおり、13ブロックだけでしたので、一番怪しいのはワカサギです。
あらためてワカサギの成分などを調べてみると、100g中に含まれるタンパク質には大きな差異はないもの、カルシウムやビタミン類の含有量が、鯉と比較して、一ケタ以上の開きがある優秀な食材であることが分かった反面、コレステロールが2.5倍以上もあることも分かりました。
また、砂肝と比較しても、タンパク質は、ほぼ同様ですが、カルシウムやビタミン類の他、脂質の含有量も圧倒的にワカサギに軍配があがるようです。
■ツノガエルのエサとしては不向き?
食材としてのワカサギは、明らかに優秀な食材であることは間違いなさそうです。
ただし、旬となる時期が冬であることからも、ベルツノガエルやクランウェルツノガエルのエサとして常用するには、少々、脂質がありすぎるのかもしれません。
砂肝や乾燥イトミミズの他、すでに近所の田んぼにはダルマガエルも沢山いる季節になりましたので、ワカサギの高い栄養分を考慮しながら、色々なエサのローテーションを考えていこうと思っています。