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冬対策<飼育ケージのフタ>

      2016/02/12

冬季を迎えた環境変化

冬本番を向かえ、私の赴任地である宇都宮では既に明け方の外気温はマイナス3~4度があたり前となり、室内でも温度は一桁台の温度になってきています。以前の記事でも触れましたが、バーベキュー用の網を飼育ケージのフタとして利用している我が家のベルツノガエルの飼育環境を考えると「お腹は温かく背中は冷えている」という状況になっているのは間違いありません。
また、空気もかなり乾燥していますので、飼育ケージ内の湿度も今までよりも乾燥気味になっているのは確実で、その様子はケージ内の水の蒸発具合からも顕著に見てとれます。

冬季のフタ加減

ベルツノガエルの飼育ケース 飼育ケージのフタがバーベキュー用の網ですので、通気性という点ではフタ無し同様といった感じで今まではなんら問題はありませんでしたが、さすがに冬本番を向かえると湿度・温度の確保という観点で何からの対策を考える必要が出てきました。
湿度が乾燥気味になっているとはいっても、飼育ケージとして利用している20cmキューブ水槽に付属しているガラス蓋で全面にフタをしてしまうと、カエル飼育の大敵である「蒸れ」の心配が払拭できません。そこで、現在実施している対策は付属のガラス蓋で上面の3分の2程度のフタをし、その上からバーベキュー用の網で開いている隙間をカバーするという方法です。

ベルツノガエルの飼育ケース この方法をとるにはコトブキのキューブ水槽に付属している「四隅のフタ受け」だけではガラス蓋をずらして設置するということができないので、別売りのガラスフタ受け部品 を購入しました。これをゲージ側面のガラスのフチに取り付けることで、ガラス蓋を3分の1ほどずらして設置し、ガラス蓋の上からバーベキュー網をのせることができるようになります。

水滴が気になりますが問題なし

写真を見ていただければ分かりますが、ケージ上面の3分の2ぐらいをガラス蓋で覆っているので、かなりの水滴がガラス蓋につくことが少々気になります。それでも既に2週間近くの間、この方法をやってきましたが特に問題は発生しませんでしたので、蒸れ過ぎるということもないようです
また、保温という面でも、飼育ケージ内に設置している温度計で約2度ぐらいの効果がありましたので、手軽に温度と湿度を確保できる冬対策としては有効だと思います。冬の乾燥と温度低下を心配されている方は一度試されてみては如何でしょうか。


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