五平餅!?<体温確保のためなのか>
2016/02/12
■ちょっとした変化
最近、我が家のベルツノガエルがちょっと変った様子を見せ始めました。どんな様子かというと、やけにベタッっとした五平餅のような姿を見せるようになったのです。こういった姿を見せるのは、朝と週明けに帰宅した時が殆どです。
うわっ、何か病気にでもなってしまったのか!?と以前の悪夢が頭をよぎります。
■皮膚の色艶は大丈夫
一度、後足の付け根に腫瘍のようなものが出来てしまった経験がありますので、何か体調でも崩しているのかと思い、皮膚の様子や色艶なども確認したのですが、特に異常は見られません。
餌食いもすこぶる良いですし、フンも定期的な温浴時にキチンとしてくれますので、便秘になっているというわけでもありません。それに私の姿を認めると、このベタッとした姿からいつもの姿に戻るので、病気という訳でもなさそうです。
■想定できることは体温確保
本当の理由はカエルに聞いてみないと分からないですが、この姿を見せる朝方や週明けの帰宅時の共通点は部屋の温度が下がっているという点です。
下から保温している状態なので、底材表面は常に25度前後になっているのは確認しています。しかし、ゲージのフタがメチャクチャ通気性の良いバーベキュー用の網を流用していますので、ケース内の温度は部屋の温度とほぼ同じになっていると思います。
つまり、カエルにとっては「お腹は暖かいが背中は寒い」状態になっているわけです。想定できることは、変温動物であるカエルが体温確保のためにお腹をベタッと広げて温まる面積を確保している姿ではないかということです。
■ちょっと様子見です
フタをゲージ付属のガラス蓋にすれば、ケース内の温度もある程度確保できると思うのですが、ガラス蓋をすれば完全に蒸れてしまって皮膚病の再来となるでしょう。とは言え、明らかにお腹と背中の温度差が激しいのもどうかと悩んでしまいますが、ちょっと様子を見ながら対応策を考えていきたいと思っています。